青の時代安西水丸 著初版本1980年６月１５日発行青林堂「幼いころ、絵を描くことは、ぼくにとって楽しい遊びだった。近所の仲間たちがおもてで、メンコやビー玉に興じている時でも、ぼくは一人で部屋の中で絵を描いて遊んでいた。母と芝居に行ったり、祭りに行ったりすると、翌日はたいていそんな情景を絵にしては楽しんでいた。」（後書きより）昭和17年に生まれ、千葉の漁師町で育ち、イラストレーター、エッセイストなど多才な活躍で知られた著者の初期の漫画作品集。少年の日々の叙情がヘタウマとしか言いようのない線で鮮烈に綴られている。思い出の中の「図画部のサナエ」や「テンバの六造」はいつまでも色あせていない。本棚で保管していました。古い本ですのでカバーや本体表紙、天地、小口等に経年劣化が見られます。中のページにも所々シミがを見られますが、このような本での出会いもあろうかと思います。書き込みや抜けページ等はありません。自宅保管にご理解いただける方のご検討を宜しくお願いします。防水対策をしてメルカリ便で発送します。