チーク材をくり抜いて作られた大きな鉢です。入っていた段箱には「バリ島　チーク材　くり抜き盆」と書かれたシール（写真８枚目）が、家の者が以前にアジアの伝統工芸品などの輸入販売店で購入し保管していたものかも分かりません。くり抜き〝盆〟というよりはくり抜き大〝鉢〟の感じです。使用か、未使用かは分かりませんが、汚れやキズ、欠け、割れ、凹みなどはほとんど見つかりません。チーク材が現在も愛されている理由は「強靭さ」「耐腐食性」「美しさ」の３点にあるという記事が、さらに次の面白い続き（『』）が。『もともとは建材として使用されていたが、その有用性は、英国が「造船用の材」としてその価値を見出したことに端を発する、車両への利用としては１８８３年に運行を開始した「オリエント急行」の内装としてチーク材が使われていたことが有名。日本の鉄道でも、１９０２年には「皇室用客車」にチーク材が使用された。チーク材はその「強靭さ」から加工が非常に難しく、家具として世の中に出回るのはもっと後で、加工技術の進歩を待たなければならなかった。』出品商品は確かに３点の特徴を備えたものですが、大きさや重さは概数で次の通りです。外側：外径４２ｃｍ、底径３５．５ｃｍ、高さ８．５ｃｍ、厚み２ｃｍ内側：内径３８ｃｍ、底径３０ｃｍ、深さ６ｃｍ重さ：約３．５ｋｇ　　このようながっちり、どっしりの大きな木製食器や調理器具は、あまり見かけませんが、用途はこね鉢、ちらし寿司桶、大盛鉢などでしょうか。これら以外の使い道も、例えば鉢植植物をいくつか並べる置台などに。重量物であり、いずれの用途であっても、持ち運びには落下やぶつけには十分注意下さい。また、食器や調理器具にご使用の場合は洗浄などをお願いします。サイトでこね鉢は各種紹介されていますので参考に。